The Red Dot School

Talk To Me Nice ● Harvard Graduate School of Design
July 2020
「パンデミックにおける、デジタルコミュニケーション空間をデザインする」をテーマにオンラインワークショップを行いました。ハーバードGSDデザインディスカバリープログラムの学生と、日本の大学で建築を学ぶ大学生・大学院生を迎えました。コンピューターやタブレットのカメラにフィジカルな[MASK]をつけることで、他者から見た、デジタルコミュニケーション空間をどう変容できるかを探求しました。ゲストレクチャーにロンドンAAスクールの江頭先生をお招きしました。最終講評会には、日本・アメリカの建築家教授陣に参加いただき、YoutubeやMiroボードを使ってインタラクティブな場を持ちました。
このコースはパンデミックの初波の間にオンラインで開催され、ジョージ・フロイドとブレオナ・テイラーの死を受けての行動の波と重なりました。これは、GSDのデザイン・ディスカバリー・ヤングアダルトプログラムのボストンの卒業生と、東京周辺の建築学生のコホートという2つの若いデザイナーのコミュニティに奉仕しました。私たちのコースのテーマは「マスク」でした - 物理的なものもバーチャルなものも含めて。学生たちは、彼らのラップトップ/携帯電話のカメラを通して見られる建築的なシーンを創造し、その後、これらのシーンの技術図面を製作しました。私たちは、日本の概念である間(MA - インターバル、または空間)について、2人の人間が信号化された媒体で相互作用することによって生まれる「第3の空間」が、彼らの2つの環境の産物(除数?)であるという考え方に反応しました。私たちは抑圧の光の中でのアイデンティティのパフォーマンスについても議論しました。
This course was held online during the first surge of the pandemic, coinciding with a wave of action in the wake of the deaths of George Floyd and Breonna Taylor. It served two communities of young designers:  Boston alumni of the GSD's Design Discovery Young Adult program, and a cohort of architecture students in and around Tokyo. The theme of our course was the "mask" - both physical and virtual. Students created architectural scenes to be viewed through their laptop/phone cameras, and then producing technical drawings of these scenes. We reacted to the Japanese concept of 間 (MA - interval, or space between) by considering how two people interacting in a signalized medium create a "3rd space" that is the product (divisor?) of their two environments. We discussed the performance of identity in the light of oppression.
Guest lecturers: Tauba Auerbach, Shin Egashira, Tobias Putrih & Nick Oueijan